【子供のバランスを鍛えたい方必見!】おすすめバランストレーニングをご紹介!

近年スポーツ界で活躍する若者が増えていますね。
わが子もいずれはスポーツ選手に!と考えている親御さんも少なくないのではないでしょうか?
そのためにはまずバランス能力を鍛えたい!けど、どうしたら良いかわからない…
そんな方に向けて、子供におすすめのバランストレーニングをご紹介いたします。
どんな目的で、どのような風にすればいいのか解説していきます。
その前にバランストレーニングの基礎とその効果について知りたい方はこちらの記事を参考になさってください。
Contents
そもそもバランスってなに?
「バランスをとる」という事は、一般的に地面に対して体を適切に保持する能力のことです。
つまり、どんな場面でも体をまっすぐに保つ=視線をまっすぐに保つ能力と言えます。
例えばフィギュアスケートやスノーボードなどのプロアスリートはジャンプの後、しっかりと体を地面に対してまっすぐに保ち、視線も着地地点を見据えています。
バランス能力が優れている証拠ですね。
そのバランスを保つ構成要素は大きく分けて以下の3つが必要です。
- 筋力
- 骨、関節、靭帯などの身体構造
- 平衡感覚などの神経機能
では、この中で子供のうちに鍛えるべき要素は何でしょうか?
答えは神経機能です。
なぜ神経機能を鍛えるべきなのか?
子供は筋力、骨格などが成長途中にあります。
成長途中の無理な筋力強化は成長痛、果ては骨端線損傷などの重症に繋がる可能性があります。
そのため、筋力強化はおススメできません。
また、身体構造はそもそも鍛えようがありません。
そのため、神経機能は鍛えることでき、成長痛にも繋がらない唯一の要素になるんです。
幼少期は神経機能をトレーニングするのに最適
もう1つ幼少期に神経機能を鍛える理由として、幼少期に神経機能を鍛えることはコーディネーション能力(身体のバランス感覚などを調整する能力)を飛躍させるのに最適な時期と言われてるためです。
例えば、平均台などの狭いところを歩く際に、ほとんどの人は両手を開き、バランスを取ろうとすると思います。
これはそうすれば、バランスが取れるという事をほとんどの人が過去に経験しているからですよね。
同じようにでこぼこ道を見たとき、足をひねらないように前もって足首付近の筋肉に力が入ります。
そうすることで足首を安定させないと怪我したり、歩きにくくなることを知っているからですよね。
このように、大人はバランスを取る際に過去の経験に基づいて身体を使ったり、力を入れたりします。
これらは全て幼少期の経験が元に自然と構成されたコーディネーション能力のおかげです。
そのため幼少期に様々な場面で、バランスが取れるように神経機能をトレーニングすることで、どんな場面でも身体をうまくコントロールできるようになるのです。
このような神経機能のコントロールは幼少期の経験がとても重要で、大人になってからでは鍛えにくい部分と言われています。
子供のバランスを鍛えるおすすめバランストレーニングを3つご紹介
①トランポリン
トランポリンは不安定な足場のなか姿勢を保つようにすることで、空中バランスや力の入れ方などをトレーニングに最適です。
トランポリンは力を入れるタイミングがしっかり合わないと高く飛ぶことはできません。
また、高く飛んでも空中で姿勢をしっかり保つためのバランス能力がないと連続して飛ぶことができないので2つの神経機能を高めるのにオススメです。
②エアスタビライザー
バランスディスクなどと呼ぶこともあります。
このディスクの中には空気が入っているため、この上に乗ってバランスを取ろうとするだけで、とてもいいバランストレーニングになります。
両足で立てるようになったら、片足で立てるようにレベルアップしていきましょう。
③スライドボード
ツルツル滑るボードの上で、スケートをするようにバランス能力を鍛えることができるトレーニング用品です。
力の強弱や姿勢を保持する能力がないとうまくボード上で滑れないので、幼少期のトレーニングに向いています。
また、大人が使ってもダイエットや運動不足解消に十分な効果が期待できます。
まとめ
子供のバランス能力を鍛えるトレーニングということで
- そもそもバランス能力とは?
- なぜ神経機能を鍛えるべきなのか?
- おすすめのトレーニング方法
上記のような観点から解説させていただきました。
幼少期の経験が成長期を終えた後のパフォーマンスにとてつもない影響を与えます。
ですが、特別なことも難しく考える必要もありません。
身体を動かず様々なことを経験してもらうようにすれば大丈夫です。
今回あげた3種類のトレーニングは気軽できるものなので、ぜひ試してみてくださいね。