サウナスーツの上手な使い方

最近サウナスーツがダイエットで話題となっています。
ダイエットに使うと効果的!といった謳い文句をTVや雑誌で目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
確かにダイエットで効果を発揮するものではありますが、適切な使い方をしていないと効果もあまり得られません。
そこでこの記事では、サウナスーツをダイエットに役立てる上手な使い方を解説させていただきます。
Contents
サウナスーツの上手な使い方
どんな時に着れば良いの?
サウナスーツは着ているだけで汗をかきやすくしてくれる服になります。
汗をかくことによるデトックス効果に加えて、デトックスにより血流が良くなり筋肉の働きが上がることによる基礎代謝の向上効果があります。
これらの効果を最大限に発揮できる場面は運動中、特に有酸素運動中になります。
運動をすることで汗をかきますが、この際にサウナスーツを着ることでより多くの汗をかくことができます。
多くの汗をかくことで体の老廃物も流され、基礎代謝が向上します。
基礎代謝が向上することで、ただ有酸素運動をするよりもより多くの脂肪燃焼効果が期待できます。
上記のような理由により、有酸素運動中にサウナスーツを着ることで効率よく脂肪を燃焼できると考えられます。
どんなふうにサウナスーツを着れば良いの?
サウナスーツの素材は様々で、また上着の前側がジッパーになっているようなものもあります。
着ていると暑くなってくるため、ジッパーを開けたくなりますがこのジッパーを開けた状態で着てはいけません。
サウナスーツの効果が弱くなります。
実際のサウナを想像してみてください。
近所の銭湯でも、有名な温泉観光地でも、どこのサウナに行っても扉は閉まっていますよね?
これはしっかりと扉を閉めることで気密性を高め、サウナ内の空気を外に逃がさないことでサウナ内の温度を高める目的があります。
サウナスーツも同様で、気密性を高めるためにもできるだけジッパーは閉め、サウナスーツ内の温度を高めることでより効果的になります。
フードがついているタイプのものであれば、可能ならフードも被ることをオススメします。
また、必ずインナーも着るようにしましょう。
サウナスーツを着ると汗を大量にかきます。
この大量の汗を放置しておくと、せっかく上がった体温が下がってしまい、筋肉の働きが落ちてしまいます。
筋肉の働きが落ちればそのまま脂肪燃焼の効率も下がってしまいます。
そのため、インナーとして吸水性・速乾性に優れた素材のものを着ることでサウナスーツの効果をより高めることができます。
ずっと着てて良いの?
汗をかくことがダイエットにつながるのならサウナスーツをずっと着ておけば良いじゃないか!
そう考える方もいらっしゃるかと思いますが、これはオススメできません。
汗のコントロールは2つある自律神経のうち、交感神経と呼ばれるものでコントロールされます。
自律神経は交感神経・副交感神経の2つですが、これらの役割を簡単に説明すると交感神経が車のアクセル、副交感神経が車のブレーキになります。
つまり、汗をかくことで人間はアクセルを踏んだ状態になります。
車に乗っている際、アクセルを踏みっぱなしにしているとどうなるか想像してください。
必ず事故するか、運良く事故をしなかったとしても必ずガス欠になります。
人間も同じです。
交感神経ばかりが働くとブレーキがかからず常に興奮状態になります。
具体的には夜眠れなくなったり、イライラしやすくなったり、疲れが取れない体になってしまいます。
以上のような理由で、サウナスーツをずっと着ることはオススメできません。
運動中だけにしておきましょう。
まとめ
サウナスーツの上手な使い方について、以下の3点から解説させていただきました。
- どんな時に着れば良いのか
- どんな着方をすれば良いのか
- ずっと着ていても良いのか
また、サウナスーツで汗をかくことによって脱水症状が引き起こされる可能性もありますので、こまめな水分補給も心掛けてください。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。