【あなたはどんな姿勢?】姿勢チェックのポイントを解説!

「私って結構姿勢良いんだよね」
そう思っているあなた!本当に良い姿勢ですか?
自分で良い姿勢だと思っていても、実はそうでもない場合があります。
そこで今回は姿勢チェックのポイントを解説していきたいと思います。
簡単に確認できるので、ぜひ鏡でチェックしてみてくださいね。
Contents
【あなたはどんな姿勢?】姿勢チェックのポイントを解説!
良い姿勢ってどんな姿勢?
※引用元 基礎運動学第6版 著者:中村隆一、斎藤宏、長崎浩
良い姿勢のチェックポイントはとても簡単です。
肩・腰・股関節・膝・足首がまっすぐになっているかどうか?
それを見るだけなんです。
今はスマホで写真を撮って、その画像に書き込みもできます。
ぜひ、ご自身の横からと後ろからの立った姿勢を撮影し、直線を書き込んで確認してみてください!
実際にチェックしてみると、上の画像のようにまっすぐなっている方というは実はかなり少ないんですよ。
※用語解説
- 後頭隆起:首から頭にかけて後頭部をなぞった時にある後頭部の出っ張り
- 椎骨棘突起:背骨の後ろ側の出っ張り
- 殿裂:お尻の裂け目
- 内果:内くるぶし
- 耳垂:耳たぶ
- 肩峰:肩の外側にある骨の出っ張り
- 大転子:お尻の横側から太ももを膝に向かって触ったときにすぐにある太ももの出っ張り
- 外果:外くるぶし
あなたはどんな姿勢?
あなたの姿勢はどんな姿勢でしたか?
おそらく、まっすぐなっているという方はかなり少ないかと思います。
- 自分の姿勢は何となくわかったけど、どこをどうしたらいいの?
- これで何がわかるの?
そんな疑問が湧いてくると思います。
このように姿勢をチェックすることで、どこの筋肉が弱っているのか、固くなっているのか、などが大まかにわかるようになります。
今の姿勢の原因がわかれば、対処法もみえてきますよね。
【姿勢別対処法】よくある大まかな3つのパターン
姿勢は大まかに分けて3つのパターンに分類されます。
そのパターンの特徴と対処法について簡単にご紹介します。
どのパターンが自分に一番近いか確認してみてくださいね。
1:胸が丸まり、腰も反っているパターン
主に腹部の筋肉・お尻の筋肉の弱さが見られます。
また、腰の筋肉・股関節の前の筋肉が固くなっています。
対処法としては腰・股関節前面のストレッチ・マッサージが必要な方が多い姿勢です。
また、つま先で踏ん張っていることが多いので、ふくらはぎも固くなりやすいです。
2:胸が丸まり、腰がまっすぐなパターン
背骨の生理的なカーブがなくなっているパターンです。
この場合、背骨の機能が弱くなり腰痛などが出やすいです。
主には下腹部の筋肉の弱さが原因と言われています。
そのため下腹部の筋肉がきゅっと短縮します。
また、背筋が引き延ばされるので凝り固まりやすいです。
対処法としては体幹を鍛えることで改善が望めるパターンです。
3:胸も腰もまっすぐに近いパターン
骨盤が真ん中の線より前側に位置していて、頭も前に出ています。
肩凝りの方に多いパターンです。
特にお腹の筋肉が固くなっており、あごも上がりやすいです。
対処法としては、太ももの裏の筋肉も固くなっていることもありますので、お腹・太ももの裏をストレッチしましょう。
また、このタイプもお尻の筋肉が弱くなっていますので、お尻の筋肉を鍛えましょう。
※画像引用元 筋:機能とテスト―姿勢と痛み 著者:ケンダル
姿勢チェックのまとめ
- 姿勢チェックのポイント
- よくある大まかな3つのパターン
- 姿勢別対処法
姿勢チェックのポイントを上記の観点から解説してきました。
やみくもにストレッチしていても、なかなか良い姿勢には近づきません。
ですので、しっかりと自分の姿勢を確認し、どの姿勢に当てはまるか、どの筋肉が固くなりやすいかをまず知ることが大切です!
ぜひチェックしてみてください。