サウナスーツの洗濯方法【繊維別に洗い方をご紹介】

ボクサーの減量などダイエットなどでもサウナスーツが注目されています。
汗をかくことでデトックス・代謝の改善などメリットがあり手軽さが人気の理由となっています。
しかし、汗を大量にかくにもかかわらず、ほとんどのサウナスーツは洗濯機で洗えません。
そこで今回の記事ではサウナスーツの洗濯方法についてご紹介致します。
Contents
サウナスーツの洗濯方法【繊維別に洗い方をご紹介】
どうして洗濯機が使えないの?
サウナスーツは汗をかきやすくするために特殊な加工が施されています。
- 発泡ポリウレタン製素材
- ポリエステル
- ポリ塩化ビニル
などといった気密性を高くし、撥水・発汗を促す特殊加工が多いです。
これらの加工が施されている場合、以下2点に注意が必要です。
- アルカリ性・酸性の洗剤
- 洗濯機の乾燥機能
洗剤の成分によっては化学反応を引き起こし、せっかくの加工が傷んでしまいます。
乾燥も同様に、乾燥過程で熱などにより生地が傷んでしまうと同時に加工が傷んでしまいます。
生地が傷んでしまうという点では脱水も注意が必要です。
そのため、洗濯する場合の注意点は以下3点です。
- 洗剤は中性洗剤のみ(できればあまり使わないように)
- できれば手洗いで、洗濯機を使う場合は乾燥機能は使わないように
- 洗濯機の場合、脱水も生地が傷んでしまうので要注意
繊維別の洗い方をご紹介!
発泡ポリウレタン製素材
ポリウレタンにとっての天敵は3つ。
- 水分
- 熱
- 紫外線
これらには注意しなければなりません
注意点は以下の通りです。
- 水温30°以下で洗う
- 干す際は裏返し、日陰干し
- 強い力で洗わない
- アイロンは厳禁
洗剤も中性洗剤のみを使用しましょう。
ポリエステル素材
通気性が悪く、汗を吸いにくいのが特徴です。
ポリウレタンと比較すると洗濯しやすい素材です。
注意点は以下2点です。
- 洗剤は中性洗剤もしくはアルカリ性
- 風通しの良い日陰で干す
酸性素材では繊維を破壊してしまうため、必ず避けましょう。
また、熱に弱い繊維ですので必ず日陰干しにしてください。
ポリ塩化ビニル
プラスチック素材で、ホースなどにも使用されている素材です。
特に注意することはあまりありませんが、ドライクリーニングには注意が必要です。
ドライクリーニングするとポリ塩化ビニルを柔らかくするための薬品がはがされてしまいます。
それにより非常に固くなってしまい、服としての機能はほぼなくなります。
洗濯機でも洗えないことはありませんがしわになることも多いため、手洗いが無難です。
もっと簡単なサウナスーツの洗い方とは
サウナスーツを着たままシャワーを浴び、身体の汗を一緒にサウナスーツについた汗も流してしまいましょう。
汗が乾く前にさっと洗い流してしまうと臭いやシミも定着しません。
長く浸すわけではないため、熱に弱い素材でも痛むリスクは少なくなります。
また、シャワーを浴び終わったら
- 大きいタオルなどで十分に水気をとる
- 水気を切ったら生地を裏返して陰干し
これだけでもある程度のお手入れになります。
水気を切る際は、雑にぞうきん絞りをしてしまうと生地が傷んでしまうので注意が必要です。
ただやはり繰り返し使うと、どうしても汗のにおいや汚れはついてしまうので、定期的に中性洗剤を使って手洗いをしましょう。
まとめ
- サウナスーツが洗濯機で洗えない理由
- 素材別の選択方法・注意点
について解説させていただきました。
基本的に以下3点を守ってもらえれば大丈夫です。
- 中性洗剤を使用する
- 優しく手洗いする
- 風通しの良い日陰で干す
日頃のお手入れを怠ると、生地が痛み機能性も下がり、本来持っているサウナスーツの能力が存分に発揮できなくなってしまいます。
このサウナスーツの効果を長く維持するには、持ち主であるあなたの日頃のお手入れがやはり必要不可欠です。
名選手な人ほど道具は大事に扱うとよく言われますが、それと同様長期で愛用するために、日頃からこまめにお手入れをしていきましょう。