サウナスーツを着て筋トレする時の3つの注意点

サウナスーツはランニングなどの有酸素運動に使用するというイメージが強いかと思います。
ですが、筋力トレーニングなどの無酸素運動を行う際に使用していただいても問題はありません。
ですが、サウナスーツを筋力トレーニングに活用するにあたりいくつか注意しなければならないことがあります。
そこで今回の記事では、サウナスーツを着て筋トレをする時の3つの注意点について解説してきます。
サウナスーツの基本的な効果についてこちらの記事で解説しています。
Contents
サウナスーツの効果と筋トレ時に着用するメリット
サウナスーツを着用して運動することで、サウナに入っているような効果を得られ大量の汗をかくことができます。
運動によって出る汗のメリットとして、体温が上がり血流が促進されるため筋肉へ供給される酸素量も向上します。
ランニングなどの有酸素運動は身体を使うエネルギーに酸素が必要ですが、筋力トレーニングなどの無酸素運動は身体を使うエネルギーに酸素は使用しません。
ですが、インターバル中の回復には深呼吸により、筋肉に酸素を供給し筋肉の酸欠をなるべく防ぐことが重要です。
そのため、血流が向上することで筋肉への酸素供給量が上がることは筋トレするうえでは有効であるといえますね。
次に注意点についてみていきましょう。
サウナスーツを着て筋トレする時の3つの注意点
①水分補給をこまめにする
大量の汗をかくということは体内から水分が失われるということになります。
筋肉が働くには酸素の他に水分も必要になります。
水分が失われたまま筋トレを続けると、血中の水分濃度が減り血流の流れが悪くなってしまいます。
当然、筋肉の動きも悪くなり、筋トレの効果が減ってしまいます。
それどころか水分不足によって、熱中症やチアノーゼ、血流障害など重篤な症状に陥る可能性も高くなります。
筋トレに限らずですが、サウナスーツを着て運動する場合は特に注意して水分補給を行うようにしましょう。
②身体にかかる負担をコントロールする
サウナスーツを着ることで体温が上昇し、筋肉への血液供給量は向上しますが、それによって血管への負荷も大きくなってしまいます。
このような側面からサウナスーツを着用して運動すると、着用しないで運動するときより身体にかかる負担が大きくなります。
特に筋トレは身体にかかる負担が大きいので、その日の体調に合わせてやりすぎには注意するようにしましょう。
また、サウナスーツの代謝を高めるというメリットを生かして、その日トレーニングしない部位に着用するという方法も効果的です。
トレーニングに慣れている方であれば、上半身と下半身でメニューを分けている方が多いと思います。
上半身メニューを行う日にはサウナスーツのボトムス、下半身メニューを行う日にはサウナスーツのトップスを着用することで、身体にかかる負担をコントロールしてサウナスーツを活用することができます。
③着るだけで筋肉がつくわけではないということを理解する
ご理解いただいているかと思いますが、サウナスーツ自体に筋力をつける効果はありません。
あくまで運動の効率をあげ、効果に結びつけやすくするサポート効果しかありません。
筋力は筋肉に負荷をかけることで初めて向上しますので、トレーニングの原理原則に則って、適切にトレーニングに励みましょう。
まとめ
- 水分補給をこまめにする
- 身体にかかる負担をコントロールする
- 着るだけで筋肉がつくわけではないということを理解する
サウナスーツを筋トレに活かすメリットと使用時の注意点をご紹介してきました。
また、筋トレ後のクールダウンにストレッチやウォーキングなどを行うことで、翌日以降の疲労回復を早めることができることがわかっています。
その際にサウナスーツを使用して代謝をあげるように活用してもいいでしょう。
サウナスーツの特性を生かして、上手に筋トレに活用してくださいね。