ストレッチボードを使ったふくらはぎの効果的なストレッチ方法

ストレッチボードはその名の通り効率的にストレッチができるフィットネス用品です。
特にふくらはぎの筋肉をストレッチをするのにとても効果があります。
ふくらはぎの筋肉は第2の心臓と呼ばれるくらい身体の血流にとってとても大事な筋肉になります。
そこでこの記事では、より効果的にふくらはぎの筋肉をストレッチする方法をご紹介いたします。
そもそもストレッチボードって何?という方はこちらを参考になさってください。
Contents
ストレッチボードを使ったふくらはぎの効果的なストレッチ方法
ふくらはぎの筋肉ってどんなものがあるの?
ストレッチボードでストレッチできるふくらはぎの筋肉で主なものは以下の4つになります。
- 腓腹筋
- ヒラメ筋
- 長母趾屈筋
- 長趾屈筋
腓腹筋
いわゆる下腿三頭筋と呼ばれる筋肉のうちの一つで、膝の裏の大腿骨内側上顆・外側上顆というところからアキレス腱を介して踵についています。
二又に分かれており、内側を内側頭、外側を外側頭と呼びます。
主にはつま先立ちなどの際に踵を引き上げる動きをする筋肉ですが、上述した通り膝の裏から始まる筋肉ですので膝を曲げる動きにも補助的に働く筋肉です。
ヒラメ筋
下腿三頭筋の一つで、腓腹筋の下側からアキレス腱にかけてついている筋肉です。
アキレス腱についているため上述の腓腹筋と同じように踵を引き上げる働きをしますが、腓腹筋が踵を動かすことに特化しているのに対しヒラメ筋は踵を動かすというよりは踵を固めて、安定させてくれます。
ヒラメ筋が踵を支えてくれることで腓腹筋が安定して動くことができます。
このヒラメ筋だけでは十分に踵を動かすことができませんし、腓腹筋だけでも踵は動いてもグラグラと安定しないため十分な働きができません。
そのため、下腿三頭筋と呼ばれる筋肉はすべてが働くことで十分な効果を発揮します。
長母趾屈筋
ふくらはぎの奥から足底を通って親指についている筋肉で、親指を曲げる方向に動かします。
その他にも内側の土踏まずを下から支えてくれて足を安定させてくれる作用もあります。
長趾屈筋
長母趾屈筋と同じようにふくらはぎの奥から足底を通り、人差し指から小指にかけてついている筋肉で、これらの趾を曲げてくれる作用があります。
また長母指屈筋と同じように土踏まずを構成し、この2つの筋肉は足首から土踏まずを支えてくれる筋肉になります。
この2つの筋肉の働きが弱くなるといわゆる偏平足になりやすくなります。
効果的なストレッチ方法は?
腓腹筋
上述した通り、膝の裏からアキレス腱にかけてついている筋肉です。
そのため膝を伸ばしながらアキレス腱を伸ばすことがポイントになります。
ストレッチボードに乗り、そのままつま先を触るように前屈しましょう。
その際に、つま先を外に向けたらふくらはぎの内側(腓腹筋内側頭)つま先を内に向けたらふくらはぎの外側(腓腹筋外側頭)を特にストレッチすることができます。
ヒラメ筋
腓腹筋でなくヒラメ筋を単独でストレッチしたい場合は、膝を曲げながらアキレス腱をストレッチすることでヒラメ筋のみのストレッチが可能です。
そのため、ストレッチボードの上でしゃがみ込みながらつま先の方に体重を乗せましょう。
その際に、踵がストレッチボードから浮いてしまうと効果が弱くなってしまうため、踵はしっかりとつけたままストレッチをかけましょう。
長母趾屈筋
ヒラメ筋と同じようにしゃがみ込む姿勢でストレッチをかけます。
その際、しゃがみ込みながら親指を足の甲側に引っ張りましょう。
つま先を外側に向けるとより効果的に長母趾屈筋のストレッチをかけることができます。
長趾屈筋
長母趾屈筋と同じようにストレッチをかけます。
長母趾屈筋では親指を引っ張りましたが、長趾屈筋ではその他の筋肉を足の甲側に引っ張ることでストレッチが可能です。
まとめ
- ふくらはぎの筋肉の種類と作用
- 筋肉別の効果的なストレッチの方法
上記2点の視点からふくらはぎの筋肉の効果的なストレッチ方法を解説させていただきました。
ふくらはぎの筋肉と言っても種類があり、それぞれの筋肉によってストレッチの方法が違います。
より効果を得るために、この記事を参考にしていただければ幸いです。