【ストレッチの効果を高める】ストレッチボードのオススメの使い方

ストレッチボードはとても簡単にセルフケアができるフィットネス用品として人気のある商品です。
ですが、ただ単純に上に乗っかりストレッチするだけで終わってしまっている方も多いと思いまう。
では、どのように使えばより効果的に使えるのでしょうか?
この記事では、ストレッチの効果を高めるストレッチボードのオススメの使い方についてご紹介したいと思います。
Contents
ストレッチボードのオススメの使い方
ストレッチボードってどんなもの?
角度のついたストレッチ器具の一種で、角度のついたボードの上に乗ることで足首や下半身を中心にストレッチをすることができます。
ストレッチボードの上に乗るだけでも、身体にとてもストレッチがかかります。
足を乗せるステップは可動式になっていて、角度の調節ができてお好みの角度に変えることができます。
そのため足首が固い方にも安心して使える仕様になっています。
どんな効果があるの?
最も大きなものは下半身のストレッチですが、その他にも
- 足の浮腫みの改善
- 冷え性の改善
- 姿勢の改善
といった効果があります。
足の浮腫みの改善、冷え性の改善
ふくらはぎは”第2の心臓”と呼ばれるほど血液の循環にとって大事な筋肉になります。
この筋肉が固くなると下半身の血液が心臓に戻りにくくなります。
そのためストレッチボードでふくらはぎを伸ばすことは浮腫みや冷え性といった血液の循環不全に伴う症状の改善に効果的です。
姿勢の改善
ふくらはぎの筋肉やハムストリングという筋肉は膝や骨盤にも影響してくる筋肉です。
これらの筋肉が固く機能が悪くなるといわゆるO脚や猫背といった不良姿勢を引き起こします。
ストレッチボードではこれらの筋肉にストレッチをかけることで姿勢の改善にも期待が持てます。
これらは運動不足から引き起こされるものなので、特に運動習慣ない方にとって有意義なものになります。
普段運動されない方にこそ、ストレッチボードはオススメと言えます。
ストレッチボードの基本的な使い方
オススメの基本的な使い方をご紹介いたします。
- ボードの上にまっすぐ立って約1分間ほど静止
- 息をゆっくり吐きながら足を伸ばしたまま前屈
- できる方は前屈の状態で1分間ほど静止。このとき呼吸は止めないにする
- 1分経ったら、ゆっくり状態を元に戻す
これが基本的なストレッチボードの使い方です。
以下、注意点を解説していきます。
1:下半身をしっかりと伸ばす
前屈するときのポイントは膝が曲がっていないかどうかです。
ついつい身体を柔らかくしようと無理に前屈をしてしまいがちですが、それは適切ではありません。
無理せず足首、ふくらはぎ、ハムストリングスなどをしっかり伸ばすことを意識しましょう。
2:短時間のストレッチを毎日継続する
- 一度伸ばすとそれ以上のストレッチの効果はない
- 時間よりも頻度のほうが柔軟性向上にとって重要
上記は筋肉の特性として重要なポイントです。
つまり1日の中で長い時間をかけるよりも毎日継続して行う方が効果的ということです。
3:反動をつけず、ゆっくりと行う
筋肉はゴムと同じでも急激に伸ばされると元に戻ろうとする力が働きます。
そのため、無理な反動をもちいたストレッチは逆に筋肉が縮んでしまう可能性があるということです。
これは筋肉の【伸張反射】と呼ばれる特性です。
日常生活で必要とするようなストレッチには反動はいりませんので注意しましょう。
ストレッチボードのオススメの使い方
①屈伸
- 膝に手を置き、かかとをつけたまま膝を曲げる。
- かがんだ状態から膝を伸ばす。
このようにストレッチすることで、よりふくらはぎの深層筋までストレッチをすることができます。
屈伸は何度か繰り返しましょう。
②同側ストレッチ
- 右膝を伸ばし、左膝を曲げ、腕は左手を腰に、右手は前に伸ばしながら前屈する。
- 左右を変えてゆっくり前屈をする。
このようにストレッチすることで、膝を伸ばしている側の後面の筋肉を(脚から背中まで)しっかりストレッチすることができます。
③対側ストレッチ
- 左膝を曲げ、右膝を伸ばし、腕は右手は腰に、左手は対側のつま先を触れるように前屈する。
- 左右を変えてゆっくり前屈をする。
このようにストレッチすることで、膝を伸ばしている側の後面の筋肉を(脚から背中まで)を対角線上にしっかりストレッチすることができます。
基本的に人間は上半身と下半身を対角線上に動かして使うので、より日常生活に近いストレッチになります。
まとめ
- ストレッチボードの効果
- 基本的な使い方と注意点
- オススメの使い方
これらを解説させていただきました。
普段体をかさず体が固い方、事務職など同じ姿勢が続く方、これから運動を始めたい方など幅広い方にオススメできるものになります。
ストレッチボードについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事も参考になさってください。