サウナスーツを着て汗をかくためには?効率良く汗をかくための方法を解説!

ダイエットの目的でサウナスーツの購入を考えたり、実際に買っている人が増えています。
そんな人たちの中で、こんな声が聞こえてきます。
- 汗をかきにくい体質だからどうしよう…
- 汗をかくって聞いていたのに汗をかけない…
このような問題には必ず原因があります。
この記事では原因を解明し、サウナスーツで効率よく汗をかくための方法をお伝えします。
Contents
サウナスーツを着て汗をかくためには?効率良く汗をかくための方法を解説!
どうしてサウナスーツで汗をかけるの?
まずサウナスーツでどうして汗をかくことができるかを知っておいていただきたいと思います。
サウナスーツでは以下の理由により汗をかきやすくなっています。
- 断熱性の高い素材によって内部の熱を逃がさない
- 通気性を悪くする多重構造によって内部の空気を逃がさない
これらの効果によって体温を上げやすくし、汗をかきやすくしてくれるフィットネスギアです。
サウナスーツそれ自体に体温を上げてくれる効果はあまりなく、空気や熱を逃がさないことで体温を上げているのです。
つまり、サウナスーツで汗をかけないという方がいらっしゃれば多くの場合サウナスーツのせいではないかもしれません。
サウナスーツを着ても汗をかけないという人は体温を自身で上げることができない可能性が高いと思われます。
どうしたら体温を上げることができるの?
では体温を上げるためにはどうしたら良いのでしょうか?
人は代謝によって熱を産生し、体温を上げることができます。
代謝とは、以下の3つのことを指します。
- 基礎代謝
- 運動代謝
- 食事誘発性熱産生
これらによって熱が産生され、体温を上げることができます。
このうち、サウナスーツで汗をかけないという人が問題となるのは基礎代謝が低いことだと思われます。
基礎代謝とは何もしなくても消費するエネルギー量のことを指します。
人は何もしなくてもエネルギーを消費し、その時に熱を産生します。
つまり、基礎代謝量が低ければそれだけ産生される熱も少なくなり体温が上がりにくい状態であると言えます。
全体の代謝量のうち、基礎代謝が占める割合はおよそ70%とも言われていますので、基礎代謝量が低いと必然的に熱産生効率も悪くなります。
そのため、サウナスーツで汗をかけないという人はこの基礎代謝を上げるべきであるということになります。
サウナスーツで効率よく汗をかくために基礎代謝量を上げよう!
基礎代謝量を上げれば汗をかきやすくなるということはわかっていただけたかと思います。
この基礎代謝量はどのようにすれば上がるのでしょうか?
エネルギーは特に脳・肝臓・骨格筋によって消費され、これらの臓器で基礎代謝量のおよそ6~7割を占めます。
つまり、これらの器官の働きが良くなれば基礎代謝も良くなる可能性があるということです。
ではどのようにすればこれらの器官のエネルギー消費量が増えるのでしょうか?
それは血流によって酸素や栄養がしっかりと供給されることです。
酸素や栄養はいわばガソリンの役割を果たします。
ガソリンがない車が動かないように、各組織も血流によってガソリンが運ばれなければ動かないのです。
つまり、新陳代謝を上げるには血流を良くしていく必要があります。
この血流を良くするために自律神経が重要となります。
自律神経と血流との関わりは以下の通りです。
- 交感神経:過剰に興奮すると血管が縮まり、血流が悪くなる
- 副交感神経:過剰に興奮すると体がリラックスしすぎ、筋肉の働きが弱くなることで血流が悪くなる
つまり、自律神経を整えたうえでサウナスーツを着て運動すれば基礎代謝も上がり、汗をかきやすくなる可能性があります。
自律神経を整えるために重要なことは生活習慣を整えることです。
- 毎日の睡眠・起床時間を一定にする
- 毎日軽く運動をする
- 姿勢を気を付ける
- しっかりと栄養を取り、睡眠の質を高める
これらの生活習慣によって自律神経が整います。
もちろん、個人差もありますし自律神経だけでなく筋肉量を増やすことも重要です。
しかし、筋肉量はすぐには増えないということも事実です。
サウナスーツで汗をかきにくいという方はまずは自律神経を整えることを考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
- サウナスーツで汗をかけるメカニズム
- 汗をかけない原因
- サウナスーツで汗をかくための方法
以上を解説させていただきました。
個人差はありますが、上手に使えばサウナスーツは汗をかくためにとても有効なツールです。
汗をかけない場合でも、毎日コツコツ自律神経を整え、運動を継続すれば多くの場合は汗をかけるようになるはずです。
大事なことは継続することです。
この記事を参考にしながら、できるだけ毎日頑張ってみてくださいね。