運動でかく汗はどんな汗?美容への影響はあるの?

美容には汗をかくことがよいと言われています。
そのため、サウナで汗を流したり自宅でお風呂に入ったり、様々な努力をされている方もいるでしょう。
では、運動でかく汗には美容への効果はあるのでしょうか?
普通の汗と運動での汗の違いは?
この記事ではそんな疑問に答えていきたいと思います。
Contents
運動でかく汗はどんな汗?美容への影響はあるの?
運動でかく汗はどんな汗?
運動でかく汗はどんな汗なのでしょうか?
まずは汗の種類について説明したいと思います。
汗は種類で分類することができ、それぞれに特徴があります。
温熱性発汗
暑いときや、運動をしたときに体温を下げるための汗です。
汗腺はエクリン腺になります。
そのため、全身からさらさらとした汗が持続的に流れるようになります。
主には体温調整のための汗ですので、暑さに反応する発汗作用です。
味覚性発汗
中華料理などの香辛料によって発汗する汗です。
これは環境に関係なく、舌の受容器が作用して反射的に発汗します。
そのため、食べ終わると汗も引きますが食べている間は汗が止まらなくなります。
こちらもエクリン腺ですので、全身からサラサラとした汗が流れます。
精神性発汗
緊張したときや驚いたときにかく汗になります。
「手に汗握る」「冷や汗をかく」といった種類の汗になります。
こちらは汗腺がアポクリン腺になりますので、わきの下や足の裏など一部に限った発汗が見られます。
短時間に発汗することが特徴です。
また、アポクリン腺の発汗になるためややべたつきます。
運動での汗は、運動によって上がった体温を下げるための汗になります。
そのため、運動でかく汗は温熱性発汗と呼ばれる汗で基本的にサラサラ、無臭の汗になります。
運動でかく汗の美容への効果は?
そもそも汗には美容効果はあるのでしょうか?
結論から言えば、温熱性発汗であれば美容効果が期待できます。
温熱性発汗をする状態というものは上述した通り、体温が上がっている状態です。
体温が上がっていれば自然と全身の血流が良くなっています。
つまり、
- 全身の老廃物の除去
- 全身の組織への栄養供給
が十分になされる可能性が高いということです。
これによってデトックス効果が期待できます。
デトックス効果によって組織が活発になり、肌で言えばターンオーバー、つまり肌の新陳代謝が活発になります。
このような効果から、温熱性発汗によって美容への効果が期待されます。
では、運動によって汗をかくことでも同じような効果が期待できるのでしょうか?
運動によってかく汗も温熱性発汗ですから、同様の効果が期待できます。
ただし、この場合運動強度には注意が必要です。
運動強度によっては、疲労物質が血中に放出されます。
この疲労物質には酸化作用があり、肌も含めて組織を老化させてしまうのです。
いくら体温が上がって血流が良くなっていても、大量に疲労物質が放出されてしまっては肌のターンオーバーは阻害されてしまいます。
ヘトヘトになるまでの運動は美容にはあまり効果がないことは知識として知っておきましょう。
運動で効率的に汗をかくのはサウナスーツがおすすめ!
上述したように激しい運動では疲労物質が蓄積され、美容効果が弱くなってしまいます。
そこでおすすめなのがサウナスーツです。
サウナスーツは文字通り着るだけでサウナのような効果があるフィットネスギアになります。
もちろん個人差がありますが、その発汗性能はとてもすごいので軽い運動でも汗が大量に出てきます。
サウナスーツを着て軽いウォーキングやジョギングをすればそこまで疲労することなく汗をかけるためとてもおすすめです。
詳しくは関連記事をご覧ください。
まとめ
- 運動でかく汗について
- 運動でかく汗の美容効果
以上のことを解説させていただきました。
運動して汗をかければ美容効果もですが、自律神経が整ったりリフレッシュできたりと他にも良い効果がたくさんあります。
そういった効果は間接的に美容に良い効果をもたらします。
疲労が蓄積しなあいレベルでぜひ運動を頑張ってください。